癒されるラオス、懐かしいラオス、幸せなラオス人、日本が失った大切なものを見つけに行きませんか?ラオスに3年間住んだGKenが知られざるラオスで、美しい自然田園風景や素晴らしい友人を探しに行く旅に誘います。
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メコン夕景ルアンパバン
メコン川の夕景↑(2010年2月8日、ルアンパバン)


 2011年4月23日のブログの続きです。

 メコン川本流に建設が計画されているダムの建設に関して、延期の判断が下された、と4月23日のブログ書きました。

 その時、中止にしなかったという意味では問題を先延ばしにしただけと書きましたが、その時の危惧が早くも現実のものとなっていました。

 環境グループが、最近リークしたところによりますと、6月8日にラオスエネルギー省は、環境影響評価が終了した旨ダムの建設を計画している電力会社に伝えたとのことです。

 このニュースに対して、メコン川流域のカンボジアなどは、環境影響評価調査はまだ終わっていないのにどうしてラオスがこのような発言をしたのか理解できないとしています。

 メコン川のダム建設は、下流域に多大な影響を及ぼすことは明らかです。

 メコン川自体が持っている生態系も大切です。

 また、メコン川の肥沃な土が流域にもたらす豊饒な農地が失われることにもなります。

 木が切られ砂漠化が目前に来ているラオスで、この上、メコン川がもたらす自然の恵みまで失うことになったら、自然の恵み故に豊かなラオスが本当に貧困のラオスになってしまいます。

 SOSラオスです。


【Bon appétit !】

 Laos defies neighbors on dam project-environmentalists

 Laos is forging ahead with construction of a controversial $3.5 billion hydropower dam in breach of an agreement to suspend the project pending approval by ministers of neighbouring countries, an environmental and human rights group said on Thursday.
 It says that the Lao government has already given Thai developer Ch Karnchang the go-ahead to resume work on the Xayaburi Dam, informing the company that the Mekong River Commission's (MRC) decision-making process was complete.
With its big ambitions to export hydropower, impoverished Laos is dubbed the "battery of Southeast Asia", but experts warn that the Xayaburi project - one of 11 new dams planned by Laos - could cause untold environmental damage and spark a food security crisis downstream in Thailand, Vietnam and Cambodia.
Mekong basin countries are bound by treaty to hold inter-governmental consultations before building dams.
After months of pressure from environmentalists and neighbouring countries, Laos agreed on April 19 to defer the project until a meeting of ministers of the four countries involved, slated for the end of the year.
Ecologists and river experts have criticised an environmental impact assessment conducted last year by the Lao government and warn that the livelihoods of 60 million people in the lower Mekong region are at risk if the dam goes ahead without proper risk assessment.
Scores of fish species face extinction, fish stocks will dwindle as migratory routes get blocked and swathes of rice-rich land could be deprived of fertile silt carried downstream by Southeast Asia's longest waterway, experts say.
BANGKOK, June 23 (Reuters)




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FC2blog テーマ:ラオス - ジャンル:海外情報

【2011/06/26 16:13】 | 自然環境、農林水産業
【タグ】 ラオス  Laos  ダム  メコン川  自然  恵み  
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うめきん
 もっと上流の中国で,ダムの建設やら何やらあるようで,影響が出ることを心配しています。
 結局,どこへ行っても中国の影響が大きい気がします… 

日本でもあった話ですね・・・
ja@山の会
戦後、尾瀬ヶ原を水没させてダムを造る計画がありました。この計画に対し、長蔵小屋をはじめ、有識者らによる反対運動が起こったとき、世論やマスコミはこぞってダム建設を賛美しました。そして、反対する人たちに向けて「コケか電力か」というような内容の社説や論説を掲載しました。

ダムを造ろうとしたのは、後に東京電力となる東京電燈(戦前は関東水電)。

尾瀬の自然を守れと言う声のもと、結局はダム建設は中止されたが、長蔵小屋二代目、平野長英氏は辞世の歌としてこう詠んでいます。

■こがねもてあがなひ得ざる麗しき国土埋めて発電すといふ

この歌、いまのラオスに通じるものがありますね。

そして現在の日本にも・・・。


■こがねもてあがなひ得ざる放射能神の石にて発電すといふ(ja@山の会)



うめきんさんへ
Gken
中国は、確かにメコン川本流にダムを作っています。その影響はあると思います。ただ、メコン川は長くたくさんの支流が水を運んできますので、上流の水がせき止められたとしても、それ相応の水量は確保できます。問題は、支流域の山がはげ山になっていることです。保水力がないため、雨になれば洪水、乾季になれば渇水ということになります。中国がもっと環境に配慮するようになればずいぶん違うとは思います。

ja@山の会さんへ
Gken
ご無沙汰です。お元気のことと思います。
平野長英氏はじめ多くの人のお陰で、尾瀬が守られたのですね。
原発を廃止すれば影響は出るのは当たり前ですが、その影響を克服すべく国民が一致団結していく必要があると思います。原発によって国が滅びてからその愚に気付いても遅いでしょう。




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